排害主義に馴染むべし

排害主義は日本に馴染まない!?

排害主義忌避の思想こそ、閉鎖的発想


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「排害主義は日本には馴染まない」とする言説が根強い。これは思想の左右関係なく、急進的な左翼から穏健な保守的傾向の人、あるいは政治的意見を持たない人にまで見られる。しかし、翻って在日外国人や、日本に旅行した事のある外国人からは「日本人は閉鎖的で排外的だ」とする寸評が頻繁に報じられる。

 一見すれば双方の見解は全く対立するように思えるが、実は根本的に同じものである。「日本人に排害主義が馴染まない」と思うのも、「日本人は排外的だ」と思われるのも、共に日本人の外人に対する無知無理解が原因となっている。

 緩やかな左右を問わず、排害主義を否定する論法として頻繁に出て来るのは、「日本は昔から外国の技術や文化を受け入れ、それを柔軟に改良して自分達の社会を作って来た。それに“和の心”を大切にして来たのだから、排害主義など日本にはそぐわない。」とする物である。この論法は最もらしく思えるが、致命的な誤りがある。

「外国の技術や文化を受け入れ」てきたのは、日本に限らず世界中ほとんどの国に共通する事である。一部未開の部族を除いて、イスラム圏、南米、東欧、東南アジア…どの国々も外国の技術や文化、信仰など良いものは取り入れて来たのが実態であり、それは日本だけに限った事ではない。

「和の心」という物を転じて、外来物受容の意味合いで捉えるのは、大きな歪曲である。日本では「和の心」などと表現されるが、一定のコミュニティーにおける人間的結び付きを指すものである。和は輪につながり、内なる結び付きと同時に、外来の物を疎外する働きをも合わせ持つ。これは程度の差こそあれ、アラブ、支那、東南アジアから欧州にも見られる物で、何も日本特有の物とは言い難い。

 あるいはトマス・ホッブズが「万人の万人に対する闘争」を説いた事を以て、西欧を中心とした世界は好戦的で排外的であり、日本のみがそうでは無いと見るのは余りにも短慮に過ぎる。日本人が本質的に外国人を知らないだけである。それは幕末、浦賀に来航したペリーを描いた瓦版の絵などを見ていても伺い知れる。

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 外国勢力と触れ合ったり、ぶつかったりした事が歴史的に少ないからこそ、「和」が「輪」となっている事を解さず、かえって外国人から「閉鎖的」と見られるのである。「日本に排害主義は馴染まない」というのは、はっきり言ってしまえば「日本人は外国人を知らない」が故に「日本人は排害主義に馴染みが無い」というのが正確な所である。

 左右両翼の人士等に一言「共産主義」と言えば、その是非に関して、思想の内実と社会の現状、歴史的経緯を踏まえて侃々諤々の議論が沸騰する。ところが「排害主義」と聞けば、途端に日光東照宮に陳列された、「見猿、聞か猿、言わ猿」と化し、排害主義を忌避して、その是非に関する議論が出来ない辺りは、自己の本質的な閉鎖性と未開性の発露である。

 その物自体に対して馴染まないというのならば、まだしも、馴染みが無いという理由だけで「排害主義」を忌避しているのが、現在の日本人の総体的現状である。それは同時に外国人に対しても馴染みが無いと言っているに等しいものであり、馴染みが無い物を、馴染まない物と誤解している所に、深い危険性がある。

 先の支那漁船による我が国尖閣諸島沖合への侵入と、それに引き続く中共の不当な恫喝、謝罪と賠償請求を受けても尚、「中国は信頼できる」と世論調査に回答した国民が16%にも達するあたりに、この病根の根深さはある。その物が必要かどうかは、馴染みがあるか否かで議論される所とは全く別の次元にあるはずだ。

 何も排害主義とは、外国の物や人を一斉一律に排除せよと叫ぶ主張ではない。これからの時代は、ますます人と物の交流や往来が激しくなる。同時にそれは、民族の独自性の防衛と、同一化を図る圧力とのせめぎ合いが熾烈になる事を意味する。もはや織田信長がふざけてバテレン装束を着ていられた時代ではないのだ。

 排害主義に馴染み無しとするならば、世界中における支那人や不法移民の行状を自ら学び、自ら馴染むべし。いま我々は取るべきモノと、排除すべきモノをしっかりと峻別し、時にそれが何であっても、容赦なく立ち上がる挟持を持つべきだろう。排害主義に対するイタズラな忌避を捨て、国際社会の激流に葛藤をしながらも、悪名を恐れずに立ち向かって行く覚悟こそが必要になってくる。国際化社会の到来は、同時に排害主義の到来をも意味するものである。


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  by haigai | 2010-10-16 13:38 | 排害主義

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