勧進橋児童公園奪還裁判傍聴記

 2月1日に京都地方裁判所で勧進橋児童公園奪還闘争、ならびに徳島日教組糾弾闘争で被告とされた四名の同志らの初公判が開かれた。この裁判を傍聴した西村智之氏より、傍聴記が寄せられたので、ここに掲載させていただく。まさに堂々たる裁判闘争を戦われた事が分かるものであり、改めて彼らの闘いに熱烈に連帯させていただく事を表明するものである。

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誠に「漢」であった……中谷辰一郎さん、西村斉さん、川東大了さん、荒巻靖彦さん。

2月1日、京都朝鮮学校に対する勧進橋児童公園奪還闘争と徳島県教組糾弾闘争という、行動する運動の究極であり、闘う運動の出発点でもある二つの闘争を指導され、不当にも逮捕立件された4人への第一回刑事公判が京都地裁において開かれた。

 私は公判開始前の烏丸丸太町での街宣に参加した後、幸運にも法廷内で傍聴させていただく事ができた。開廷と同時に4名が打ち揃って入廷して来た。その姿を見て、不覚にも視界がぼやけてしまい、彼らのつぶさな表情は見て取れなかったが、開廷後の本人陳述を聞いて、まさに堂々たる入廷だったのだと思う。

 検察の起訴状朗読で明確になったのだが、勧進橋児童公園の問題に関して、私達が京都市役所と交渉した際、あるいはそれ以前の調査段階において対応してくれた京都市役所緑地公園課の方が、調書において「私達は(朝鮮学校による)不法占拠という認識であり、それを(被告たちに)伝えた。それをもって錦の御旗のように掲げて事件を起こした事につい ては遺憾に思うが、あくまでも原因は公園を占拠し不法な使用をしていた朝鮮学校側にある」と断言してくれていた。

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 また、朝鮮学校が不法な振る舞いをした実例として、<火気厳禁の公園で焼き肉><児童公園で酒類販売>などを行なった具体的期日を挙げて明示し、そういった違法なイベントに対する周辺住民の抗議や怒りの声を具体的に述べ、その度に行政の担当者として朝鮮学校に注意指導をしてきた事もはっきりと述べられていた。

 さらに「一月か二月にはサッカーゴール、朝礼台などの私物を撤去する」という約束が本当に履行されるのか“大変”不安だったという心境も吐露されており、京都市役所としての対応とは別に、朝鮮総連と、その忠実な下僕ともいえる朝鮮学校と交渉するご心労が察せられるものであった。

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 弁護側からは、「朝鮮学校の不法占拠を指摘する文言を意図的に飛ばして起訴状を朗読した」との指摘がなされ、検察が当該箇所を再朗読するという場面も見られた。

 そして、裁判長から4人に対して訴因についての意見が求められ、西村斉さんが用意した陳述書を朗読、中谷辰一郎さんもメモを読み上げ、 各訴因を完全に否定して無罪を主張された。川東大了さん、荒巻靖彦さんも決然と先の二人に同意の旨を主張された。逮捕立件されて、うなだれた姿を期待して傍聴に詰めかけた総連職員、不逞朝鮮人の期待は虚しいものとなり果てた。

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 公判中にも4名は、時に提示された証拠(ビデオなど)を真剣に見入り、時たま実に爽やかな笑顔を浮かべられており、それはまさに不退転の決意と、悠然たる余裕を伺わせるものであった。

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 最後に付け加えるならば、中谷辰一郎さんはいつもの着物姿であり、これは常に氏が仰っておられた「闘いの正装」であり、また我らと共に再び闘う日が近い事を確信できた。川東大了さんはいつもの黒ジャケットにブルーリボン(お手製)を付け、戦闘ズボンという頼もしい出立ちで、公判という闘いの場を共有している事を感じた。

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 荒巻靖彦さんはいつもの凛々しいスーツ姿、きっとお仕事を終えられてすぐに駆けつけられたのだろう。いつもの笑顔が実に素晴らしく印象的だった。西村斉さんはいつもおしゃれだが、この日も実に、じ・つ・に、格好良かった。

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 人生半世紀を越えて終盤に差しかかった所でこんな男達と出会うなんて、その不幸を呪うべきか、これぞ人生の痛快事と歓ぶべきなのか、そんな事に軽く頭を悩ませつつも、「閉廷」を告げる裁判長の声と共に、彼らの決意に満ちた横顔を拝しながら、私は法廷をあとにした。


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  by haigai | 2011-02-08 12:23 | 活動報告

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